暑くなる夏は水分補給が大切


犬用の飲料水について

犬が健康に生きていく上で飲料水は欠かすことができません。しかし、飲料水といっても天然水やミネラルウォーター、水道水やペットボトルなど様々なものがあり、犬用飲料水として何が良いのかわからないと言う人は多いことでしょう。水は硬水や軟水に分類されます。硬水はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多く含まれているものであり、日常的に飲み続けるとお腹の調子が悪くなったりすることがあります。このようなことから犬用飲料水としては、軟水がオススメと言えるでしょう。

水を飲むゴールデンレトリバー

おすすめの水の種類

一般的に日本の水道水は軟水であるため、安心して犬に飲ませることができます。浄水器を通す、煮沸をするなどして飲ませても良いですが、雑菌が繁殖してしまう可能性があるので、室内や犬のケージに置くのであれば、こまめに取り替えることが大切です。浄水器の手入れや衛生管理などには、十分に注意するようにしましょう。人間が扱う水として、美容や健康作用に効果が期待できると話題になったものが水素水です。しかし、炭酸水は犬が中毒を起こす成分が含まれていないと言われているものの、炭酸の刺激が強いことから犬には与えないようにしましょう。


水を飲む黒パグ

飲み方や飲む量について

健康維持に欠かすことができない水ですが、飲み方や量により病気が潜んでいる可能性も考えられます。飲む量が増えている場合には、薄い尿が大量に出ていて、これは多尿症と呼ばれるものです。腎臓の病気などが考えられるため、心配な場合にはかかりつけの動物病院で診察を行い、その際には尿を持っていくと良いでしょう。


鼻をペロペロするチワワ

犬の1日に必要な水の量

1日に必要な水量は、単純に計算すると犬の体重1キロにつき50ミリリットルと言われています。しかし、これらは計算上の目安であるため、日々の食事内容や運動量、体調などをよく見ながら調整すると良いでしょう。飲む量が確実に少ないと言う場合には、効率よく飲ませる必要があります。食事に水をプラスしたり、温度を変える、水をゼラチンで固めてゼリーにしてみるなどの方法があります。


以上、犬用の飲料水の紹介でした。


しっかり知ったうえで水分補給をさせたいですね。


※画像はイメージです。

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